赤ちゃんの自発的な動きには目的がある!
機械で体の発達状態が分かる時代になってくる!?
東京大学より(2022.12)
新しい研究によると、赤ちゃんの自発的でランダムな動きは、感覚運動系の発達を促進します。
新生児と乳児の詳細なモーション キャプチャを筋骨格系のコンピュータ モデルと組み合わせて、研究者が全身の筋肉と感覚の間のコミュニケーションを分析できるようにしました。
研究者らは、乳児のランダムな探索行動に基づいて発達する筋肉の相互作用のパターンを発見し、それが後に乳児として連続した動作を実行できるようになりました。
何に役立つの?
私たちの感覚運動系がどのように発達するのかをより深く理解できれば、人間の動きの起源についての洞察が得られるだけでなく、発達障害の早期診断にも役立つ可能性があります。
まとめ
この最新の研究結果は、新生児や乳児は明確な目的や課題を持たずに自発的な全身運動を通じて感覚運動モジュール、つまり同期した筋肉活動と感覚入力を獲得できるという理論を裏付けるものとなりました。
また研究者の金沢氏は、「研究を通しての大きな目標は、初期の運動発達の根底にあるメカニズムを理解し、赤ちゃんの発達を促進するのに役立つ知識を見つけること」と話しています。
早くから赤ちゃんの運動機能を把握できる事は、個別の運動メニューを早くから作ることができたり社会との関わりの中で暮らしやすくできたりします。
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