赤ちゃんを落ち着かせるには話すことよりも歌うことでした!
赤ちゃんは、歌を聴くよりスーピーチを聴くと2倍の速さで苦痛を感じる!
モントリオール大学より(2015.10)今回の研究は、生後6~9か月の健康な乳児30人に行われました。この研究が行われた理由は、赤ちゃんの感情的な自制心の発達に役立つかを把握するために行われました。
乳児には、歌もスピーチもなじみのないトルコ語で実験しました。なじみのないものにすることにより、感受性の要因に左右されないようにしました。
その結果、トルコの音楽では約9分間落ち着いていました。トルコ語のスピーチでは、赤ちゃんの落ち着きは約4分間で音楽よりおよそ半分の時間でした。
次に、母親が歌うなじみのある母国語(フランス語)で上記と同じ実験をしました。結果は、トルコ語で行われた実験結果と同じでした。
歌うことは、赤ちゃんにどんなメリットがある?
特に西洋の母親は、子どもたちに歌うよりも頻回に話すために歌うことの感情調節特性を逃していることが分かります。逃していることを知ることで、赤ちゃんの感情の発達を促進させるために歌うことが役立ちます。
さらに研究者たちは、社会経済的または感情的な不利な状況に直面している親にとって、歌うことは特に役立つ可能性があると考えられています。この理由は、日常の乳児の苦痛に適応できない一部の余裕のない親は欲求不満と怒りを引き起こしまい無神経な反応に繋がり最悪の場合ネグレクトや虐待につなながります。
この問題を解決してくれるのが、歌うことだと推奨しています。
まとめ
今回の研究は、歌や言葉が赤ちゃんの感情的な自制心にどのように影響するかを知ることができる内容でした。赤ちゃんの段階では、感情的な自制心が明らかに発達していないのは他の研究でも知られていることです。このことから、この研究で赤ちゃんに歌を歌うことが感情的な自制心の発達をうながせていける方法だと考えています。
読み聞かせが苦手なママも、歌うことが好きなら毎晩歌を歌ってあげることが赤ちゃんの感情を育てることにつながると考えています。
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