一部の子どもたちは睡眠に不利な状況で生活を始める可能性がある!!?
どんな子どもが睡眠に不利になるの?
ミシガン大学医療システムより(2008.9)
結論からお話しすると、母親が妊娠する前にうつ病を経験していたり、妊娠中に気分の問題を発症したりした赤ちゃんは、うつ病ではない母親から生まれた赤ちゃんに比べて、生後半年で睡眠パターンが乱れやすい傾向にあると研究チームは発表しました。
こんなママも注意が必要!?
出産直後は、これまでうつ病になったことのない女性であっても、うつ病のリスクが高い時期です。うつ病を患ったことのある人、またはうつ病を患った親戚がいる人は、最も危険にさらされます。この「産後うつ」と呼ばれるものは、睡眠不足によって悪化する可能性があり、あるいは睡眠不足によって部分的に引き起こされることもあります。
赤ちゃんの必要睡眠時間は?
乳児や幼児は必要な睡眠を十分に得るために日中に昼寝をする必要があります。新生児の場合は最初の 2 か月で 11 ~ 18 時間、次の 10 か月で 11 ~ 15 時間、1 歳からは 12 ~ 14 時間となります。 そして、新生児は食べ物が必要になると夜中に起きます。
上記の比較出来る睡眠時間で比べると、我が子が少ない睡眠かちょうどいい睡眠かの目安になります。
寝ない赤ちゃんへの対策は?
赤ちゃんや小さな子供たちに、規則的なスケジュールで十分な睡眠を確保し、母親も同様に十分な睡眠をとらせることだといわれています。
※まずは、ママの睡眠確保が大切!
そして、同じ時間に寝て、同じ時間に起きると、就寝時間の前後に儀式を確立することで、乳児が夜の睡眠と昼の睡眠を区別し始めるのに役立ちます。
まとめ
今回の研究では、妊娠前のうつ病や産後うつの赤ちゃんは寝ない傾向にあるという内容でした。このため、まず必要なことはママへの十分な睡眠と赤ちゃんへの習慣化した生活リズムです。
赤ちゃんの昼夜のコントロールができはじめてくるのは、産後4ヶ月頃からですので習慣化すると楽になってきます。
UM医科大学の精神医学教授アーミテージは、「脳内慢性的な睡眠不足は、人生のあらゆる段階において、誰にとってもうつ病のリスク上昇と関連していますが、新米ママの場合は、ホルモンの変化や妊娠・出産から回復する必要があるため、睡眠不足が大きな問題となる可能性があります。 そして、脳内の概日時計を同期させるために重要な社会リズムを妨げる可能性があり、母親が乳児の世話に必要なエネルギー量を最小限に抑え、うつ病の発症に寄与する可能性があるとも考えられています。
この研究から、寝ない赤ちゃんのママでうつ病になった事があるとか産後うつ病になった方は赤ちゃんがどうして寝てくらないのか予測して解決する行動になれます。
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