赤ちゃんの笑顔がママの幸せホルモンを高める
赤ちゃんの笑顔を見るとママの脳はどう反応しているの?
ベイラー医科大学より(2008.7)
この研究は、生後5~10か月び乳児を持つ初めてのママ28人に、自分の乳児と他の乳児の写真を見せて脳の血流を測定し実験したものです。脳の血流が増えた場所は、明るく光り、脳のどの部分が活動しているかが分かります。
実験結果は、自分の赤ちゃんの笑顔や喜んでいる写真を見たときは脳の重要な領域が明るくなることを判明しました。
赤ちゃんの表情の写真が中立的もしくは悲しい表情をしているときは、脳の重要な領域の反応に影響はありませんでした。
また、一番我が子の笑顔の写真をみたときに強い反応がありました。
赤ちゃんの笑顔で明るく反応したママの脳の領域はどこ?
我が子の笑顔をみて刺激されたママの脳の領域は、神経伝達物質ドーパミンに関連する領域でした。(具体的に、腹側被蓋野・黒質・線条体です。そして、感情処理・認知・運動・行動出力に関与する前頭葉領域です。)
上記の領域は、他の研究で反応した薬物中毒に関連する場所と同じでした。
つまり、我が子の笑顔をみたママは『ナチュラルハイ』で我が子に依存性が高い状態になるといえます。
まとめ
今回の研究は、赤ちゃんの笑顔がママの脳を刺激して幸せを高め依存させることが分かりました。
我が子が嫌いではないけど愛着がもてない悩みを抱えるママがいます。例えは、ママが育児ノイローゼで疲れすぎて赤ちゃんの笑顔を見ても感情がなければママの治療の役に立つと考えます。
この研究が、親と子をつなぐ愛着を深める一歩になりますように。
この投稿が必要な人に届きますように。
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