赤ちゃんの便には、未知のウイルスが存在している!
赤ちゃんの腸内に未知のウイルスがいるとどうなるの?
コペンハーゲン大学とCOPSACより(2023.4)
この研究は、デンマークの647人の赤ちゃんのおむつを綿密に調査しました。その結果、これまで知られていなかった200を超えるウイルスが存在することを発見しました。
これらのウイルスは、子どもたちを慢性疾患から守る上で重要な役割を果たしている可能性が最も高いとしました。
つまり、今回発見されたウイルスが赤ちゃんが人生の後半でさまざまな病気を発症するかどうかに大きく影響を与えるということです。
そもそも腸内ウイルスは敵なの?
結論からいうと腸内ウイルスは、味方です。
研究者たちの仮説は、免疫システムがまだ未完成の1歳ごろに小麦と籾殻(もみがら)を腸内で分離することを学習していない時に非常に多くの腸内ウイルスが関与しているとしました。そして、多くの腸内ウイルスが関与することで、赤ちゃんの後の人生で喘息や糖尿病などの慢性疾患から保護するために必要になると考えました。
発見されたウイルスの90%は、バクテリオファージーとして知られるバクテリアウイルスです。これらのウイルスは、細菌を宿主としており、子ども自身の細胞を攻撃しないため病気を引き起こしません。この仮説は、バクテリオファージーが主に味方として機能してくれているとしました。
残りの10%のウイルスは、真核生物です。これは、宿主としての人間の細胞を使用するので味方にも敵にもなり得ます。
まとめ
今回の研究は、赤ちゃんの腸内には未知のウイルスが存在していたことを発見した内容でした。
こんな経験をしたことはないでしょうか?インフルエンザウイルスがクラスで流行っている中、病気になってしまう人とならない人がいるということです。この仕組みが、今回の研究で赤ちゃんの腸内に存在していたウイルスが赤ちゃんの成長によって腸内で免疫としてさまざまな敵と戦い、感染を認識できるようになるために重要なこととしています。
このようなことから、赤ちゃんの時から腸と病気が関係していることが分かります。
腸と心はつながっていいるので、腸も元気にして病気から身を守れるようにと思います。
最近、再確認した勉強会では腸内には悪い敵が少しいた方が毎日のトレーニングのようにヒーローの菌が悪い菌と戦っているので、いざ強敵が来ても活躍できるということです。
ベビーマッサージでも腸の大切さをお伝えしていきます。
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